セルフメディケーション税制(改正)

[適用期間]
　・令和４年１月１日から令和８年１２月３１日まで
[適用の要件]
　・ 一定の健康診査等又は予防接種を受けていること等、健康の保持増進及び疾病の予防への取組を行っていることが要件
　・健康の保持増進及び疾病の予防への取組として以下の(1)〜(5)が定められている。
　(1) 健康診査（いわゆる人間ドック等で、医療保険者が行うもの）
　(2) 予防接種
　(3) 定期健康診断（事業主健診）
　(4) 特定健康診査（いわゆるメタボ健診）
　(5) がん検診
[税制対象医薬品]
　・対象をより効果的なものに重点化
　• スイッチＯＴＣ薬から、効果の薄いものを対象外とする
　• とりわけ効果があると考えられる薬効（３薬効程度）について、スイッチＯＴＣ成分以外の成分にも対象を拡充
　（注）上記の具体的な内容等は、専門的な知見も活用して決定
[所得税控除]
　・購入費用（年間１０万円を限度）のうち１．２万円を超える額を所得控除
[必要な手続き]
　・取組に関する書類の確定申告書への添付は不要とする（手元保管）。
　・医薬品購入費は明細を添付（取組に関する事項を明細に記載）
（注）改正後も、医療費控除との選択制とする。
（注） 本制度の効果検証を行うため、適切な指標を設定した上で評価を行い、次の適用期限の到来時にその評価を踏まえて、制度の見直し等を含め、必要な措置を講ずる。