メイアクトMS®小児用細粒10%(小児)
薬剤耐性菌の関与が大きいと考えられる小児の肺炎、中耳炎および副鼻腔炎の治療においては、本剤の高用量投与が承認されています。
<肺炎、中耳炎、副鼻腔炎の場合>
通常、小児にはメイアクトMS®小児用細粒10%として1回0.03g/kgを1日3回食後に経口投与する。なお、必要に応じて1回0.06/kgまで投与できるが、成人での上限用量の1回2g 1日3回(1日6g)を超えないこととする。
<上記以外の疾患の場合>
通常、小児にはメイアクトMS®小児用細粒10%として1回0.03g/kgを1日3回食後に経口投与する。なお、年齢及び症状に応じて適宜増減するが、重症又は効果不十分と思われる場合は、成人での上限用量の1回2g 1日3回(1日6g)を超えないこととする。
[2,012年3月 静岡県社会保険診療報酬支払基金(回答)]
“重症例での薬剤の算定用量については、「原則、用法・用量に適宜増減とある薬剤は「2倍量」を上限とする。上限量が示されている薬剤はその量を上限とする」とされ、通常量にて効果不十分な場合には2倍量(上限量)までとする。”
・小児等のピボキシル基含有抗菌薬による重篤な副作用について